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低用量ピル服用で太るのはなぜ?

2020年04月12日

低用量ピルを服用すると太るという話を聞いたことのある人も多いでしょう。
もちろんピルを飲んだら必ず太るというわけではありませんし、服用している薬の種類や体質との相性なども関わってくるということです。
ピルで太る理由としてはまず、身体の水分が増えるということが挙げられます。
ピルの中には女性ホルモンの一種であるエストロゲンが含まれています。
このエストロゲンには腎臓から体内の塩分が排出されるのを抑えるという働きがあり、身体に塩分が溜まりやすくなります。
そして溜まった塩分が水分を吸収するため、体内に水分が溜まってしまうという仕組みです。

これは水分量が増えたことでむくんでいる状態です。
そのためホルモンバランスを変化させるピルの服用をやめればすぐ元に戻るということです。
ピルにはホルモンバランスを変化させる作用がありますが、食事で塩分を多く摂取すればさらに体内に水分を溜め込みやすくなります。
むくみを予防するためには塩分の多い食事は控えるようにしましょう。

エストロゲンには脂肪を増やすという作用もあります。
特に乳房や太股、腰回りなどに皮下脂肪を増やす効果があるため、女性らしいボディラインを作ってくれます。
ピルに含まれるプロゲステロンには食欲を増やす作用もあります。
プロゲステロンには男性ホルモン作用があるため、食欲を増やすだけでなくニキビを引き起こすこともあるので注意しましょう。

ピルを飲み始めたばかりの頃は特に太りやすいとされています。
太らないようにしたいなら食事のカロリーに気を付けましょう。
基本的にはどんな種類のピルでも飲み始めに太るという症状が出てしまうことはあります。
太るのは嫌だという女性も多いかもしれません。
しかし、体が慣れることで少しずつ元に戻るということです。

3ヶ月以上経っても身体が慣れないという場合、ピルの種類を変えた方が良いかもしれません。
そのためドクターに相談してみると良いでしょう。
ピルの男性ホルモン作用は含まれるプロゲステロンの種類によって異なってくるということです。

ピルの副作用、むくみの改善方法

ピルの副作用であるむくみを改善する方法を知りたいという人もいるでしょう。
むくみといってもさまざまな症状があります。
症状によっては危険なこともあるので注意が必要です。

むくんでしまうと体重が増えてしまうことが多いです。
太るといっても1~2kg程度ですが、それ以上体重が増える場合はむくみ以外の原因が考えられます。
ピルには食欲を増進させるという効果もあるため、食べ過ぎによって体重が増えてしまうこともあります。
これはピルの成分で太ってしまうというわけではありませんし、普段の食生活に気を付けることで体重の増加を抑えることができます。

むくみが長く続く場合や痛みを伴う場合、手足のしびれなどがある場合は血栓症の可能性が考えられます。
なかなか症状が改善しない時はすぐにピルの服用を中止し、病院を受診しましょう。
少しだけならあまり問題ありませんが、症状が酷い場合は危険なこともあります。
ピルを飲み始めて3ヶ月くらいまでは副作用が起こりやすい時期です。
むくみや体重増加などの症状が出てしまうと気になるかもしれません。
しかし、3か月を過ぎれば少しずつ症状は治まると言われています。
初めて飲む時は様子を見てむくみが治まるのを待ってみましょう。

それでもむくみが気になる場合、漢方薬やサプリメントなどを利用するのがおすすめです。
漢方薬やサプリメントには体内の水分の循環を良くする効果があります。
利尿作用を高めることで余分の水分の排出を促してくれますし、血行を良くするという作用もあります。
漢方薬やサプリメントはピルと併用しても問題ないことがほとんどです。
体質によっては漢方薬やサプリメントが合わないこともあるので注意しましょう。
また、食生活がむくみの原因になることもあるため、バランスの取れた食生活を心がけることがポイントです。