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月経困難症にヤーズが選ばれる理由

2020年01月09日
心配している女性

月経困難症の治療に「ヤーズ」という、超低用量ピルを処方するクリニックが増えています。
ヤーズは元々、月経困難症の軽減目的で販売されたものです。
女性ホルモンの卵胞ホルモンと同じ作用をする、エチニルエストラジオールと黄体ホルモンと、同じ働きを持つドロスピレノンが有効成分として配合されています。
エチニルエストラジオールは他の低用量ピルにも使われることが多い成分ですが、ヤーズが他のものと異なるのは、日本国内で初めてドロスピレノンが使われているという点です。
ドロスピレノンは自然な黄体ホルモンに似た働きをするため、副作用が起こり難いと言われています。

ピルの副作用として「むくみ」が挙げられますが、ドロスピレノンは利尿ホルモン由来の成分ということもあり、水分の排出を促進する効果があります。
余分な水分を身体の外に出すことができるので、むくみの症状がでにくいようです。
さらに肌荒れの原因となる&ロゲン作用が起きにくく、ピルの副作用に多い大人ニキビもできにくいという効果も、ヤーズには備わっています。
また、ドロスピレノンだけでなくエチニルエストラジオールの含有量が少ないというのも、ヤーズが月経困難症の治療として多く使われている理由の1つです。
一般的な低用量ピルの場合、エチニルエストラジオールの含有量は、0.03mgから0.04mg程度が一般的です。

それに対しヤーズの場合は、0.02mmしかエチニルエストラジオールは含まれていません。
エチニルエストラジオールの量も少ないヤーズは、吐き気などの副作用も起こり難いと言われています。
このように、副作用がでにくい処方で作られていることもあり、安心して服用できるとしてヤーズは月経困難症の軽減に処方されるようになりました。

使用方法も通常のピルとさほど変わりはありません。
1日1錠をできるだけ、同じ時間単に服用します。
ただ、使用方法で気を付けたいのが休薬期間です。
一般的な低用量ピルの休薬期間は7日間ですが、ヤーズは4日間と短いです。
休薬期間が短いことと、毎日飲み続けるという点に注意して服用しましょう。

低用量ピル副作用むくみの原因と対策

低用量ピルを服用している女性の中には、「むくみが強く出るようになった」という症状を訴える人も少なくありません。
実はむくみの症状は、低用量ピルで起こりやすい副作用と言われています。
なぜ、低用量ピルを服用するとむくみやすいのか原因と、対策法をチェックしてみましょう。

低用量ピルは体内の女性ホルモンバランスを一定にキープし、妊娠している状態を作り出す薬です。
妊娠中のように排卵をストップさせることで、避妊の効果を発揮します。
妊娠中、女性の身体の中では胎内で赤ちゃんを育てるため、血液を大量に作る必要が出てきます。
羊水や赤ちゃんの血液を作り出すために、必要なのが水分です。

低用量ピルを服用して妊娠していなくても、妊娠中と同じような女性ホルモンのバランスになってしまうため、身体が水分を溜め込み結果、むくみが生じます。
低用量ピルを飲み始めて最初の頃は、身体がホルモンバランスの変化についていけず、むくみなどの副作用を感じるかもしれません。
ですが、毎日飲み続けるうちに徐々に体が慣れていき、3ヶ月程度すると症状も感じにくくなるでしょう。
また、むくみがでにくい身体にするために、塩分やアルコールの過剰摂取は避けるのも対策として有効です。
低用量ピルを服用していない女性でも、塩分・アルコールの摂り過ぎはむくみを招きます。
それでも、症状が緩和されないという場合は、むくみがでにくい低用量ピルに変更することも、検討してみてはいかがでしょう。

超低用量ピルの「ヤーズ」は、むくみの副作用がでにくいと言われています。
有効成分のドロスピレノンが、水分を排出する作用があることから、ヤーズはむくみがでにくい仕組みとなっています。
ピルでむくみが気になるという人は、ヤーズを処方しているクリニックに相談してみましょう。